このブログでは、英語が苦手だった私が英語ギライを克服して、TOEIC800点以上取れるようになったコツと、自分のキャリアと英語のスキルを活かして年収200万円UPの転職をどのように成功させたかをご紹介していきたいと思います。
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英語が苦手だった?!英語キライになったキッカケ
中学校の時に通っていた進学塾で、英語の特進クラスに振り分けられるも勉強についていけず落ちこぼれて以来、英語に対して苦手意識がついてしまいました。
高校と大学の成績は中の下、単位だけは落とさないように試験だけは必死に頑張りました。
海外で英語が通じない!バスタオルって英語じゃないの?
友人とベトナムへ旅行した時のことです。
泊まったホテルの部屋に人数分のバスタオルが用意されていなくて。タイミングが悪いことに、仲間うちで一番英語が話せる子がシャワーを浴びていて、私がフロントへ電話することになりました。
バスタオルが足りないと電話越しに伝えたのですが、全く通じませんでした。
あまりに通じないので、あれ?バスタオルって英語じゃなくて和製英語だったのかな?なんて思ったくらいです(バスタオルはちゃんと英語であります笑)。
資格を持っていない私のキャリアはスタートからすでに出遅れていました
私のキャリアについて説明したいと思います。
新卒で就いた仕事は、新薬の臨床開発の仕事になります。
新薬の開発なので、先輩や上司、同期は薬剤師免許を持った人たちばかりでした。
22人いた同期の中で資格を持っていないのは、私ともうひとりだけ。
まあ、募集要項に薬剤師とあれば、そうなるのは当たり前ですけどね。
ダメ元で薬剤師ではないけど、応募しても良いかと聞いたら、面接に来てください。と言われて、行ったら受かってしまった。
補足させてもらうと、私が薬剤師国家試験に落ちて、薬剤師免許が取れなかったわけではなく、卒業した学部が薬剤部ではなく、自然科学系の学部だったからです。
薬剤師ではないので、薬を処方する資格はないけれど、仕事で必要となる薬の知識は薬剤師でなくても誰でも勉強すれば身に付けることができます。
仕事上、薬について医師と話すこともあったので、必死で勉強しました。何とか医師と話もできるくらい薬の知識も増えてきたようになっても、「薬剤師じゃないんだ。」って心ない言葉もかけられることもありました。
国家資格にコンプレックス、英語だったら挽回できる?
やっぱり国家資格に憧れたし、国家資格を持っている同期に嫉妬もしました。
でも、私がいくらあがいても同期が持っている資格は取れないわけで、ただのないものねだりです。
そんな時に仕事をしていくにもこれからは英語が必要になると思い、語学留学してみようかと漠然と思いました。
何もいきなり留学しなくても、英語の勉強はできたかもしれませんが、キライなことをコツコツやるなんてことは当時、全く考えられませんでした。
もうとにかく英語圏に行って、イヤでも英語を話さなければいけない環境に身を置いて、荒療治するしかない。そう思ってしまったんです。
今こうして振り返ってみると、留学してでも英語のスキルを身に付けようと思ったのは、同期に勝てる薬剤師以外のスキルがどうしても欲しかったのかもしれません。
ホストマザーに「さるもん好きでしょ?」と聞かれて
英語のスキルが必要だ!と思いこんだ私は、事前準備もせずにいきなり留学してしまったので、それはもう大変でした。
留学初日、空港にはホストマザーが迎えに来てくれていました。
ホームステイへ向かっている車中で、ホストマザーが私に「日本人だから、さるもん好きでしょ?今日の夕ご飯はさるもんだよ」と嬉しそうに言っています。
さるもん…???何それ、わからないんですけど?(私)
え?さるもん知らない?(ホストマザー)
そんなやり取りが続き、魚屋さんに着いて、ようやく「さるもん」とは、「サーモン」のことね!と繋がりました。
学校で習う日本人英語教師の英語の発音しかほとんど聞いていないので、単語は知っていても発音が繋がっていなかったんですね。
そんな状態だったので、ニュージーランドへ行ってからの2週間は周りが何を言っているのかさっぱりわからなくて、留学したことをものすごく後悔しました。
一年間の語学留学の集大成として、ケンブリッジ英検を受験
ひと月くらい英語圏で生活しているとだんだんと耳が慣れてきて、話していることがわかるようになってきます。
学校で日本人の友達も出来て(これは留学する上で最も良くないことですが)、留学も楽しくなってきました。
勉強半分、遊び半分と楽しい生活を送っていたのですが、一体何しに来たのかと初心を思い出して、何か英語の資格を取りたいと思うようになりました。
ニュージーランドは歴史的に英国との繋がりが強いため、米国のTOEICやTOFLEよりもケンブリッジ大学が統括している試験が主流です。
1年間の語学留学の集大成として、ケンブリッジ英語検定のFCE(First Certificate in English)を取得にチャレンジして帰国しようと思い、3か月猛勉強しました。
頑張ったかいもあり、FCEの合格証を手に日本へ帰国しました。
日本の会社は、TOEICスコア至上主義
帰国後、転職活動を始めるのですが、職歴としては一年間の空白ができたことになります。
一年間の空白の説明として、語学留学をしていた話をすると、必ずTOEICのスコアを聞かれました。
当時はTOEICを受験したことがなく、点数はわからなかったんです。
面接でFCEの検定を合格したと言っても、面接官はピンと来ない。
FCEはTOEICと異なり、聞く・話す・読む・書くの全ての要素の試験になります。
試験内容としては日本の英検に近いです。FCEでは、簡単なレターを書く試験もありますし、1対1で組んで、写真や絵を題材に会話する試験もあります。
私は1年間いたことで、会話もそこそこできるようになっていました。
TOEICのスコアが高くても話せない人はたくさん見かけますが、要は資格と同じで目に見えるように表せないと評価されないんですね。
語学留学していたのに、TOEICスコア470しか取れない⁈
FCEはTOEICスコアに換算すると800ほどと言われています。
FCEに受かったんだから800はチョロいでしょ。
なんて甘く考えた私はほとんど対策もせずにTOEICを受験してみました。
結果は惨敗…470でした。
ショックでした。1年かけて勉強した英語の力がTOEIC スコア470とは…
むしろ、語学留学していたとは恥ずかしくて言えないレベル。
そこから半年ほどTOEIC対策だけをしてTOEICスコア830を取ることができました。
留学で養われる英語力とTOEICでスコアを取るスキルは全くの別物。留学しなくても、あるやり方で勉強すれば手っ取り早く点数は取れるようになります。
年収UPの転職には自分の見せ方は大事
新卒時にあまり考えずに入社した会社でしたが、幸いにも手に職を付けることができたので、今まで食いはぐれることなく来れました。
会社を何回か辞めて、現在の会社で8社目になります。それでも、自分のスキルと英語力で何とかなっています。
今までの職務経歴で自分のスキルを説明できれば良いですが、資格やTOEICのスコアのように誰の目にも見える形で説明できると説得力が増しますよね。
何か一つでも資格を習得したほうが良いと思います。
TOEICもちょっと頑張れば留学なんかしなくても数百点レベルでスコアを上げられることができます。それで、年収が数百万単位で変わるなら、やらなきゃ損ですよね。
あなたが持っているスキルが10人に1人のスキルでも、さらに他のスキルを掛け合わせれば「10人に1人」×「10人に1人」で「100人に1人」になれる。
そうやって自分の価値を上げていくことが大切です。
当ブログでは、英語の勉強法に迷う方へ効率よくTOEICスコアを上げていくコツやご自身のスキルに自信がなく転職に踏み切れない方へ後押しになるような情報を発信していきたいと思います。