英語教室アルクKiddyCAT(キディキャット)開業の説明会に参加した私の体験談

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会に参加した私の体験談 キャリアアップ

英語の通信講座の老舗アルクでは英語教室を開校するサポートも行なっています。

2020年の現在、日本全国で約1000校、11,000人の講師がアルクKiddyCATで活躍しています。

英語教室の説明会は、開業を検討中の先生向けに、東京、愛知、大阪、福岡の都市を中心に定期的に開催されています。

ここでは説明会と個別面談に参加した私の体験からリアルなアルクKiddyCAT(キディキャット)の英語教室開業について紹介します。

児童英語教師になる人、自宅で英語教室を開講したい人にはおすすめの記事です。

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会に参加した私の体験談

★注意:今回は取材ではなく私個人の体験談です。
よって撮影許可を受けていない会場内の写真や企業秘密に関わる詳しい契約内容は掲載しておりません。
教材や詳しい情報を知りたい方は、直接説明会に参加して確認されることをお勧めします。問い合わせ先:アルク公式サイト

Contents

KiddyCAT英語教室は5年連続オリコン顧客満足度No1

アルクのKiddyCAT英語教室は、1993年に開講した児童英語教師養成講座の受講生の仕事の場を作る目的で1994年に開設されました。

2020年オリコン顧客満足度「子ども英語 小学生 先生」において5年連続総合1位に選ばれ、かつ全評価項目でも1位を獲得しています。

実際にKiddyCAT英語教室を利用した保護者や子供達からの評判も上々です。

アルクKiddy CATこども英語教室 Green自由が丘校のすべての口コミ

日本人の先生ですが、ご自身で経営されているので責任感もありとても熱心です。
ネイティブ講師さんでサラッと流された授業を受けるより、濃く感じますし、日本人だからこそ日本人の苦手なポイントを強調してくれるなどの良さも感じます。
(引用:みんなの英語広場より)

英語と子供が好きで純粋に一生懸命に仕事をしている。

そんな先生達のレッスンが高評価を受けています。

この素晴らしい評価は現場の先生達の努力の賜物だと、アルク本部の担当者が説明会で話していました。

アルクKiddyCAT英語教室のオリコン顧客満足度「子ども英語小学生」部門で第1位の画像

(引用:PRTIMESより)

英語教室KiddyCATの開業の内容

アルクKiddyCAT英語教室では、子供の発達段階に応じて最適なカリキュラムが組まれています。

1.英語をたくさん「聞く」
2.課題について「考える」
3.英語で「伝える」

暗記型の教育ではなく、 自分を表現できる「考える力」を英語教育を通じて育成します。

AI時代にも対応できる英語力を身につけさせます。

英語教室KiddyCATの開講コースと時間

下記の対象コースのレッスンは、週1回、年間36回以上が義務付けられています。
それ以外は教室ごとに任意に設定できます。

多くの教室は他にもクリスマスやハロウィンのイベントを開催して講義数を増やしています。

開講コース 講座時間
2・3歳コース 週1回、40分
4・5歳コース 週1回、50分
小学生コース(低学年)
Step1〜3
週1回、50分
小学生コース(高学年)
Step4〜6
週1回、60分
中学生コース(1、2年〜) 週1回、60分

生徒の需要が多いのは「4・5歳コース」と「小学生コース」です。
よって「4・5歳コース」と「小学生コース」の開講は必須です。

それ以外の「2・3歳コース」と「中学生コース」の開講は任意です。

アルクKiddyCAT英語教室コース紹介の画像

(引用:アルク公式サイト KiddyCAT英語教室コース紹介の画像)

KiddyCATの講座の料金体系

入学金や月謝は下記の範囲内であれば自由に設定できます。

料金体系 受講料
入学金 5,000円~10,000 円
月謝 3,000円~10,000 円

【教材費用】

開講コース 教材費
2・3歳コース 4,000円+税(1年間)
4・5歳コース 17,000円+税(1年間)
音の出るペン5,800円+税
小学生コース 17,000円+税(1年間)
中学生コース 17,000円+税(1年間)

教材費は1年間分の費用になります。

音の出るペンは1度購入すれば、翌年も使い続けられます。

KiddyCATの教室の開講時期と対象人数

教室のスペースが確保できる(自宅または貸会場)

自宅であれば6畳ほどのスペース確保が推奨されます。
教室開業が決まれば、アルクの担当者が開講予定の教室の様子を確認しに来ます。

1回クラスのあたりの人数と開講できる時期

対象の人数 1クラス6人まで
開講の時期 5月か9月

開講時期以外の途中の月からの入学になっても年間の教材費は変わりません。

未履修のレッスンは、教室の先生と相談しながらフォローアップしていくことになります。

KiddyCATの初期費用

以下の費用が初期費用として必要です(金額等の詳細は直接アルクに問い合わせ下さい)

  • 教室運営費(初年度分)

  • 教室開設者研修費(新規開設校時)

  • ブラッシュアップ研修費
  • チラシ・ポスター代などの販促費
  • 教師用の教材
  • オリジナルグッズ

必要に応じて追加で以下が購入できます。

  • チラシ
  • 入会案内
  • ポスター
  • アルファベットポスター
  • 下敷き
  • のぼりセット(のぼり+ポール)布のみでも購入可

KiddyCATの開業後に必要な費用

内訳 費用
教室運営費 24,000円+税(1年間)
生徒登録料 2,000 円+税(生徒1人あたり)
兄弟姉妹、復学・休学明けの場合は不要

生徒登録料は、入学金の中に一緒に含めている教室が多いです。
初回1回だけなので、後は登録料はかかりません。

アルク本部から入学してくれた生徒にプレゼントが贈られます(教室の持ち出しは無し)

KiddyCATを開業できる先生の条件

将来、英語の先生を雇う予定の個人事業主でも審査の段階では、申請者には一定の英語力が必要です。

下記のいずれかの英語レベルが必要です。

 英検:準1級以上
 TOEIC:スコア700点以上
TOEFL(iBT):61点以上
SST(Standard Speaking Test)/TSST:Level 5以上
「アルク児童英語教師養成コース」の修了者 またはJ-SHINE資格取得者(小学校英語指導者資格取得)
英語指導経験のある方
 海外留学の経験が1年以上ある方
教員資格をお持ちの方

他にも年齢制限や開業場所などの制限はあります。
私の場合は、TOEICのスコア表のコピーを提出しました。

条件については、アルクに確認ください。

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会の様子

今回は私と子育て中の女性、合計2名が説明会に参加。
(合計3名が説明会に出席の予定でしたが、うち1名は当日欠席)

アルク側の担当の人が1人、途中から実際にアルクKiddyCATで開業している先輩先生が1名参加。
先輩先生が途中から自分の英語教室運営の体験談を話してくれました。

詳しくは>>子供の英語教室開業と運営の悩みと解決法をベテランの英語教師から学ぶ

少人数でアットホームな雰囲気の中、説明会では現場の先生の生の声が聞けたことも貴重でした。
漠然としていた教室開業のイメージが具体的になりました。

全員女性だったので仕事と家庭との両立の苦労などの話がしやすかったです。

私以外のもう一人の女性は、現在4歳のお子さんがいて自宅開業を希望していました。
自宅開業について不安に感じることを経験者の先生に熱心に質問していました。

具体的にアルクで開業予定が決まっていなくても、気軽に情報収集のつもりで参加をしても大丈夫です。

もう一人の女性も具体的な開業スケジュールは決まっておらず、説明会だけで帰りました。

説明会では、下記の資料がもらえます。
(説明会に参加しなくても、資料請求は公式サイトからできます。)

問い合わせ先:アルク公式サイト

私が参加したアルクKiddyCAT英語教室開業の資料一式の写真

私が参加したアルクKiddyCAT英語教室開業の資料一式の写真

説明会当日のスケジュール

当初のスケジュールの予定では休憩も入る予定でしたが、担当者が熱心に説明してくれたので話が長くなりました。

1つの説明が終わる度に「何かわからない事はありませんか?」と丁寧に聞いてくれたので、一方通行になりませんでした。

【私が受けた説明会のスケジュール】

  • 英語教室運営の説明、開設準備について
1時間
  • 教材や年代別の年間カリキュラムについて
  • KiddyCAT英語教室を開業している先生の体験談
1時間
  • 説明会終了後、個別面談
30分以上

一番良かったのは、実際に英語の教室開業をしている先生の体験談です。
質問にもご自分の経験から的確に答えてもらえるので、英語教室開業を考えている人には本当に参考になります。

(注意:会場によっては先生の参加がない場合もあります。)

アルクKiddy CAT児童英語の教室開業の説明会の入口

アルクKiddy CAT児童英語の教室開業の説明会の入口

教材や販促物は会場で全て手に取って確認できる

教材や販促物は全セットが教室に置いてあり、手に取って自由に閲覧できました。

【会場閲覧できるもの】

  • 生徒用教材、教師用マニュアル
  • アルクキッズ英語関連書籍、通信講座「アルク児童英語教師養成コース」
  • 生徒募集ツール(ポスター、チラシ等)

「アルク児童英語教師養成コース」について詳しくは>>(アルクを体験【小学校英語指導者資格認定 +児童英語教師養成】評判と口コミを検証

ただ説明会の時間が限られているので、ゆっくりは見られません。

子供の年代に合わせたカリキュラムや教材は、さすがに充実していました。
英語の通信講座アルクの長年のノウハウが子供の英語教育にも活かされています。

教師のマニュアルは、50分間のレッスンを埋める程の細かい指示はありません。
基本は講師が自分で創意工夫することが求められると感じました。

説明会では、テキストだけでなくタッチペン(自宅学習用)にも触わる体験をするのもおすすめします。

アルクの教材は分量も多いので、説明会だけでは全てを確認できません。
興味のある人は、後で個別に頼むと良いです。

アルクKiddyCAT英語教室で使用する英語教材の画像

(引用;PRTIMES:アルクKiddyCAT英語教室で使用する英語教材の画像)

個別面談では具体的な開業相談ができる

説明会後の個別面談では事前予約が必要ですが、より詳しく教室運営について理解できます。
説明会の担当者とは別の専門の担当者が面談してくれました。

アルクKiddy CATでは、半径1m以内に同じ教室が開業する事は禁止しています。
私の場合は自宅開業を希望していましたが、エリアを調べるとKiddyCATの教室がなく開業は可能でした。

この個別面談を受ける時は開業応募シートを事前に提出します。

英語の経験も技能も一定レベル以上でなければ開業できません。
資格証かTOEICスコアを証明するコピーの提出が求められます。

面談では教室開業を志した動機や英語の経験。
生徒募集活動の方法や運営に関して、自分が具体的に何ができるか?などが聞かれます。

面談が終わるとアルク本部で審査があり、後日に開業できるかどうか?の通知が届きます。

もし開業が許可されれば、私が申請した地区1km以内では、他のKiddy CAT英語教室は開講されません。

ただ、1年以内に絶対に開業する義務はありません。
仮に開業しなくても、その後、再度面接を受ければ教室開業のチャンスがあります。

しつこく勧誘される訳でもなく、心配事を解消してくれようとする面談でした。

私の場合は、英語力が人に教えるほど高くない子供に教えた経験がない不安を訴えました。

それに対しては、「日々努力してこれから身につけてください。」
「教室開業で成功する人は、必ずしも英語力や経験がある先生ばかりでは無い。」というアドバイスをもらいました。

教室開業で一番大切なことは、やる気と情熱です。
思い立っても実際に英語教室をやるか?やらないか?の違いだけだと感じました。

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会で個人面談を受けるイメージ画像

アルクから「Kiddy CAT認定英語教師」認定証が届く

説明会に参加後、約1週間ほどでアルクから「Kiddy CAT認定英語教師」認定証が届きました。

封書には、Kiddy CAT認定英語教室開設に関する書類が同封されています。

エリアマーケティングシートもあり、周辺の英語教室や塾の情報を調査してまとめられるようになっています。

ただ、マーケティングシートは提出の義務はなく、自分の教室のレッスン費設定の参考ために使います。

アルクKiddy CAT英語教室の開設資格の有効期限は、認定日より「1年間」です。

もし期限内に開設できない場合は、期限内に本部へ相談します。

認定の注意事項は、エリア条件がクリアされて認定になったとしても開設場所の確定は契約時点になります。

開設の準備には約4〜6ヶ月の時間を要するので、決定すれば早めに契約したいと書いてありました。

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会後で自宅に届いた認定証の書類

アルクKiddyCAT英語教室開業説明会後で自宅に届いた認定証の書類

これを見ていると1年後で英語教室を開業したくなりました(笑)

アルクKiddyCAT英語教室開業のメリットとデメリット

この説明会でわかったメリットとデメリットをまとめると以下になります。

KiddyCAT英語教室を開業するメリット

  • 入会金、月謝が自由に設定できる
  • 初期投資の費用を払えば、開業後のロイヤリティーが無料
  • 英語の通信教育で有名なアルクが開発したオリジナル教材
  • 開業する先生同士の交流が多く横のつながりが深い
  • 受講生の保護者の理解があれば休業も可能。自分のペースで運営できる
  • アルク本部が良心的にサポートしてくれる

入会金、月謝が自由に設定できる

先生達がKiddyCATを選ぶ主な理由の一つに、他社と比較した自由度の高さがあります。

入会金・月謝ともに既定の範囲内で自由に設定できるため、地域や教室のレベルに合わせた集客が可能です。

また、規定カリキュラムをこなせばあとは自由に授業を組み立てられます。
オリジナル教具や他社教材の併用はもちろん、多読講座を開く先生もいらっしゃいます。

英検対策やTOEIC対策講座は、高学年の生徒さんに人気です。

KiddyCAT以外の看板を掲げることもできるので、英語だけではなくプログラミング教室など需要や得意分野に合わせた講座ができますね。

人を雇うのに制限がないので、教室の規模も拡大しやすいです。

アルクKiddyCAT英語教室開業のイメージ画像:公式サイトより

(引用:アルク公式サイトより)

初期投資の費用を払えば、開業後のロイヤリティーが無料

もう一つアルクのKiddyCATの英語教室が開業におすすめな理由は、開業後の費用負担が少ない事です。
開業後は年間の更新料以外は、本部に支払うロイヤリティーが無料です。

生徒の授業料は全て自分の収入になるので、生徒が増えれば増えるほど収入が増えます。

初期投資はあっても長い目で見れば、ロイヤリティーが無料の方がモチベーションも続きます。

実際に開業してから数年もたたないうちに100人近い在籍の生徒を持つ英語教室も少なくありません。

1人の生徒あたりの月々の月謝が5,000円とすれば、1ヶ月に50万の収入を得ています。

100人 × 5,000円 =50万円

20人〜30人ほどの生徒数であっても、月10万以上の収入が得られます。

自分の空いている時間を使って自宅でもできるので主婦には最適な仕事です。

アルクKiddyCAT英語教室開業のイメージ画像:公式サイトより

(引用:アルク公式サイトより)

英語の通信教育で有名なアルクが開発したオリジナル教材

説明会では全ての教材を手に取って確認できるだけでなく、コースごとに丁寧に説明してくれました。

アルクの教材は、単に英語を教えるだけでないです。
自分で英語でプレゼンテーションができる力が自然に身につくのでレベルは高いです。

印刷物だけでなく、実際の授業風景などのDVD動画も見せてもらい、授業の様子がよく分かりました。

私が特に良いと感じたのは、自宅でも英語の学習ができるタッチペンです。

タッチペンとは、教材テキストの上にペンを置くと自動音声で英語の発音などを読み上げくれるものです。

アルクKiddyCAT英語教室のタッチペンの画像

(引用:公式サイト:アルクKiddyCAT英語教室のタッチペンの画像)

タッチペンは他の英語教室でもありますが、アルクのタッチペンは復習に最適です。

タッチペンの学習法について詳しくは>>英単語を覚えるのが苦手な子供におすすめの英語辞書【アルクの2000語えいご絵じてん】体験レビュー

アルクの英語じてんの教材でタッチペンで遊ぶ息子の画像

アルクの英語じてんの教材でタッチペンで遊ぶ息子の画像

開業する先生同士の交流が多く横のつながりが深い

今回の説明会では、実際にKiddyCATで英語教室を18年以上も開校されている先輩先生の生の声を聞くこともできました。

生の経験談を聞いて教室開業の先輩に質問ができることは貴重な機会です。

感じた事は、KiddyCATの英語教室は、横のつながりがとても強い事です。

開業中の先生達だけの専用Facebookやサイトもあり情報交換ができます。

日々の悩み事を書けば先輩達からアドバイスがもらえます。

教室開業は、生徒が集まらなければ辛い孤独な経営者の立場ですが、仲間がいると心強いです。

先輩の先生も同じ開業仲間には、随分励まされたらしいです。

お互いが切磋琢磨し合える関係で、飲み会や勉強会も兼ねて一緒に遊びに行くことも多いそうです。

アルクKiddyCAT英語教室の仲間と遊ぶイメージ画像

生徒の保護者の理解があれば休業も可能。自分のペースで運営できる

アルクの英語教室の運営者は、主婦の先生が多く、家事と両立させながら、自宅で空き時間に開業しています。

平均的な教室の生徒数は30〜40人、10年以上継続している英語教室の数も多いのも特徴です。

やりがいを持ちながら無理なく自分のペースで運営できる事もアルクの良さです。

最近は、就学前の子供を持つ人の開業希望が増えています。

開業後に途中でまた妊娠すると、教室を同じペースで続けられるかどうかわかりません。
実際に休校しても復活すると生徒が戻ってきた教室もあるそうです。

アルクでは生徒や保護者の理解があれば、休業も可能です。

妊娠や子育ての以外の諸事情で休業したい時でも、本部に相談に乗ってもらえます。

アルクKiddyCAT英語教室の休校後で生徒が戻ってくれたイメージ画像

アルク本部が良心的にサポートしてくれる

初期費用が全て無料でも集める生徒の数に目標設定があるフランチャイズもあります。

しかし、アルクKiddyCAT英語教室は、初期投資を回収しているためか?生徒集めにうるさくないです。

先輩講師から感じられるのは、アルクの担当者に対しての信頼の厚さです。
スランプ時期に生徒集めに熱心でなくても担当の方が温かく見守ってくれたそうです。

「私達に無理な負担をかけず、常に励ましてくれる存在は本当にありがたい」と話していました。

開業説明会で自分の体験を進んで話してくれる英語教室の先生がいるのもアルクKiddyCATの強みです。

お互いの信頼関係がないとできないことです。

KiddyCAT英語教室を開業するデメリット

  • 最初に初期投資がかかる
  • 講師用のマニュアルだけに頼ってレッスンができない
  • アルクを知っている人以外の知名度が高くない

最初に初期投資がかかる。

開業費用が全て無料の他社のフランチャイズに比べてアルクは開業費用が必要です。(費用は直接アルクKiddyCATに確認ください。)

ただし研修費や販促物の費用などが全部含まれるので、私は安いとは感じました。

開業するまでのハードルが高い分だけ、本当にやる気がある先生しか開業しないので、継続率が高いです。

講師用のマニュアルだけに頼ってレッスンができない

先生用のマニュアルはありますが、全部その通りにレッスンを行っても30分ほどで終わる内容です。

自分で工夫して授業をしなければ、50分以上のクラスは時間が余ります。

アルクKiddyCAT英語教室を18年開講している先輩先生も最初は苦労したらしいです。

「開業で最初は何が一番ハードだったか?」と質問すると「授業が持たない」と笑いながら答えてくれました。

ただ、この余白の時間に自分で色々と工夫すると教える実力が上がります。

慣れると自分で創意工夫して授業が進められるので、マニュアル通りに行う授業よりも楽しくなります。

先生の個性は、教室の強みになります。

アルクを知っている人以外の知名度が高くない

アルクは創業50周年以上の英語の通信教育では実績があります。

ヒアリングマラソンなどベストセラーの教材もあり、英語を真剣に学ぶ人の間では知名度が高い会社です。

しかし、子供の英語教室に関してはECCやベネッセほどの知名度はありません。

ただ、知名度は高くなくても先生達は、それほど集客には困っていません。
教室を開業している先生方の多くは、口コミで生徒を増やしています。

説明会の先輩先生の言葉「生徒さんが次の生徒さんを連れてくる。」の通りリピーターが多いです。

3年〜5年すると英語を学んでいた生徒さんの成果が出始めます。
その英語が上達した姿を見て別の生徒が入会してくれるらしいです。

「卒業した生徒さんが今だに連絡をくれるのが嬉しい。」とも話していました。

集客よりも教室の質を良くすることに力を入れる方が、生徒は自然に増えていきます。アルクKiddyCAT英語教室のイメージ画像

まとめ:アルクKiddyCATの教室開業がおすすめな理由

今回の説明会と個別面談に参加して私はアルクを更に評価しました。

教材やカリキュラムの質の高さだけでなく、私がおすすめできる主な理由は4つです。

  • 他のフランチャイズ英語教室に比べて自由に自分で決められる
  • 自分のペースで続けられて教室の実力がつく
  • 先生同士の繋がりやアルク本部のサポートが充実
  • ロイヤリティーがないので、頑張れば全て自分の収入になる

レッスンを常に自分で工夫することは大変ですが、マニュアルに縛られるよりも楽しく教室運営ができます。

長く運営しようとすれば、最初は大変でも自分が成長できる英語教室運営の方が、将来も生き残れます。

アルクは営利目的ではなく、サポート体制が充実しているのも個人の開業にはおすすめです。

英語と子供に教えることが好きで教室開業をしたい人は、一度検討してみても良いフランチャイズです。
★ 児童英語教師の経験が無い人は、認定資格や児童英語教師養成の資格取得がおすすめです。
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