一級建築士150万円の年収アップ転職に欠かせないのは転職エージェント 。業界の裏事情を解説!

一級建築士150万円の年収アップ転職に欠かせないのは転職エージェント 。業界の裏事情を解説! 転職と仕事

一級建築士の転職は、高収入の求人を対象としたハイクラスな転職活動になります。

年収アップするには、自分の経歴に合う求人を効率よく見つけることが重要です。

 

私も今まで様々な方法で転職活動をした経験があります。

・自分の住んでいる地域のハローワーク(職安)の紹介

・求人サイトから履歴書を送付して応募

・人材紹介会社へ登録して転職エージェントからの仕事を紹介

・知人の紹介

 

その中で、今まで私が年収アップに成功した場合の転職の共通点は、優秀な転職エージェントの出会いです。

 

ここでは、一級建築士の年収アップ転職の成功率を上げてくれる転職エージェントと会社について紹介します。

良い事だけでなく、実際のシビアな転職業界の裏事情も読んでみてください!

一級建築士150万円の年収アップ転職に欠かせないのは転職エージェント 。業界の裏事情を解説!

転職エージェントを使って転職する人は増えている

「転職エージェント??」

馴染みがない人もいるかも知れませんが、転職エージェントを利用した転職経験のある人は、年々増えてきています。

 

下記の図では、求職者が企業へ応募に利用する3番目の媒体になっています。

(引用:マンパワーより)

95%が転職失敗のリスクあり!失敗しない方法とは?

転職エージェントについて紹介する前に厳しい転職の現実について先にお伝えします。

建築士に限らずに日本の転職業界全体でみれば、転職はリスクがあります。

下記は実際に転職事業に関わっている人材紹介会社の社長の本音ですが

実は転職の95%はキャリアダウン=失敗!する

(参照)
2016/3/4 小林 毅 (著) 成功する転職「5%」の法則──プロが教える転職の「真実」より

キャリアダウンは就業条件が悪くなってしまう事も含まれます。

せっかく転職するのに、仕事でやりがいが無い、年収アップどころかダウンしてしまえば意味がありません。

転職活動はキャリアップのチャンスと同時に失敗のリスクも高いという事です。

下記の入社前と転職後のギャップがあるのは8割以上というデータです。

良い意味での相違もありますが、悪い意味でのギャップを感じている転職者が多いです。問題トップ3

・「風土・社風が悪かった」
・「昇給しにくい」
・「教育体制が整備されていなかった」

(参照「エン人事のミカタ」エンジャパンより)

この様に転職をして良かったと感じている人だけでなく、現実には悪いギャップを感じる人も多いです。

そのギャップを生む原因の多くが、入社前の情報不足です。

 

下記のデータを見てください。

一般的に、転職後にギャップを感じる原因として多いのはどのようなものですか?

(参照:エンミドルより)

 

しかし、転職エージェントを上手に使って転職活動をすれば、このギャップを生むリスクを減らせる事が多いです。

転職エージェントは営業先の求人企業の内部情報に精通しているからです。

一級建築士の転職成功には優秀な転職エージェントの出会いが鍵

「転職エージェントのサービス」と聞けば、まだ利用した事が無い人は、企業から頼まれて求職者をスカウトするヘッドハンティングの様な姿を思い浮かべる人もいるのではないでしょか?

転職エージェントはヘッドハンティングとは違います。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、「転職したい求職者と人を募集している企業との橋渡しをしてくれる人」のことです。

人材紹介会社に登録した後で、その会社に所属する転職エージェントを使ったサービスを受ける事ができます。

以下のようなことをすべて無料で行ってくれます!

 

・登録受付(面談聞き取りも含む)

・履歴書や職務経歴書の添削

・求人情報の提供

・企業と求職者との面接日時設定

・給与、条件交渉

 

なぜ無料なのかというと、転職エージェント(人材紹介会社)は、採用成功の手数料として内定確定後に手数料をもらう仕組みになっているからです。

 

転職エージェントとの出会い方 (登録の流れ)

転職の会社へ登録すると自分にマッチした求人が出た時は転職エージェントから連絡がきます。
最近ではネット上からも自宅で簡単に登録ができます。

求人が出る前でも登録をした後は、3日以内に登録した会社からまず詳細な聞き取りも兼ねた面接をしたいと言われる事も多いです。

 

先方の会社へ行く時間がない場合は、電話での面接も可能です。
こちらが指定した時間に紹介会社の方から電話をかけてきてくれます。

 

面接時間は平均20分〜30分で終わります。

 

面接の質問内容は

・現在の状況:就業中か?転職で入社したい希望時期
・スキルの確認:どんな仕事をしているか?
・今までの経歴:(登録している経歴を時系列に確認されます。)
・転職理由:人間関係か?労働条件か?スキルアップか?など
・応募の条件:年収がどれぐらい欲しいか? 最低額は?
希望する職種や仕事内容

その時にもし、タイムリーに合う求人があって話しが弾めば1時間ぐらいになる事があります。

勧められた求人が気に入らなければ断っても構いません。

現在、もし就業中の人が心配なのは転職活動をしている事を在職中の会社に知られる事ですが、基本登録情報は本人の許可なしでは、外部には公開されません

この登録受付の面談はエージェントではなく、分業制であれば社内の担当者が行う場合もあります。

・登録時に遠慮せずにしっかりと自分の希望を伝えておく事が大切です

転職サポート体制の違い。分業制と一体制とは?

人材紹介会社では、登録してくれた求職者に対して、大きく分けて分業制か一体制のサポート体制をとっています。

⑴登録受付求人情報の提供などは別の担当者が行う分業体制にしている会社

⑵上記のすべての業務を一人のエージェントが担当する一体制の会社

まず⑴の分業制ですが
これは担当する業務範囲を大きく2つに分業しています。

<社内サポートの人>
・ネットで登録受付、サポート担当者から連絡をして面談(電話も含む)
・求人を出す企業から依頼を受けた営業サイドへのマッチング
<社外企業への営業の人>
・企業から求人の依頼を受ける
・求職者を企業へ紹介し契約

大手の人材紹介会社であれば、登録者への登録サポートと企業への営業とは分業制をとっている会社が多いです。例えばパソナキャリアなどの大手の場合は、ほとんどが分業制です。

一方、中小規模の人材紹介会社に多いのが、⑵の一体制です。

上記の業務、登録者の受付から求職者を企業へ紹介、契約終了のフォローまで全てを一人で担当します。
大手でもJACリクルートメントの様に営業担当者が全てを担当する会社もあります。

利用した経験から、分業制と一体性のそれぞれの良さと欠点

私は転職活動の時には、実際に両方の会社を利用した経験がありますが、それぞれ良さも欠点もあります。

分業制の場合
<良さ>
分業しているので多くの求人を扱える。
よって求人の紹介案件数が多い。
営業担当が合わない場合は、他に相談できる人がいる。<欠点>
求職者を登録する人と企業へ紹介する人が分かれているので、求人内容のミスマッチが起こりやすい。

一体制の場合
<良さ>
求職者と企業とのミスマッチが起こりにくい。一人の人が全てサポートしてくれるので満足感が高い。

<欠点>
一人が全てを担当するので扱える求人数が少ない。
担当と合わない時に相談できる所が無い。

分業制か一体制のどちらが良いか?は転職活動のやり方によって変わります。

自分の目的によって使い分ければ良いと思います。

・とにかく情報収集したくて多くの求人に応募したい時は分業制の会社

・絞ってじっくりと転職活動をしたい時は一体制の会社

 

ただ一級建築士の求人案件は特殊で高収入クラスの転職活動に分類される事も多いので、手当たり次第に数ばかり追っても仕方がない面もあります。

自分の適性や業務内容をしっかりと一人の担当者が理解してくれるのは楽でした。

そして、相手先の企業の要望を良く把握して的確なアドバイスが貰えれば転職の成功率が上がります。

一体制の方が私は個人的には相性が良かったです。

自分にとって相性が良い人材紹介会社を選ぶ。

それが結果的には年収アップに繋がる転職成功につながった経験が多いです。

転職エージェントと一級建築士が相性が抜群に良い理由

実は一級建築士などの国家資格を持つ、年収アップを目指す人材は、転職活動には転職エージェントを利用すると有利なのは体制的な理由もあります。

 

一級建築士が企業の求める人気資格であるだけでなく、転職を紹介するエージェント側からも先ず目に留まりやすい理由もあります。

 

この事実は、実際に私が担当して貰った転職エージェントから、「どういう方法で私を選別したか?」を聞いた時に教えて貰い知りました。

1番の理由は、転職エージェントは通常、企業から求人を貰い、該当する人を探す時は、最初は登録者をキーワード検索で探すからです

大手の転職紹介会社であれば特に

転職エージェントやエージェントに該当する求職者をセレクトする立場の人は、

ネットに登録されている多くの転職希望の登録者のプロフィールの全部をいちいち丁寧に読んでいく暇はありません。

多くの情報の中から求められる人材を探し出す為には、目的の求職者に早く辿りつける効率の良いワードを入れて探す必要があります。

例えば、RC造のマンション 構造設計のベテラン設計士を紹介して欲しいと企業から要望されたとします。

すると転職エージェントは

「一級建築士、マンション、構造設計」などの様に登録者を検索をします。

この時、「一級建築士」と入力するのは、国家資格の建築技術がある人材として企業に対して保証をつけやすく専門性を売り込みやすいからです。

よって企業からベテランの建築技術者の求人要請があった場合は

転職エージェントは先ず「一級建築士」というメジャーなキーワードを必ず入れて求職者を選別します。

これは、今まで知り合った数人の転職エージェントから実際に聞いた話です。

この様に「一級建築士」の資格名で設計士のキャリアを絞り込んで探す方法は、転職紹介会社の間では頻繁に行われています。

無論、経歴名で検索もしますが、必ずしも求職者が登録時に書いている経歴のワードと転職エージェントが探すワードとが全てが一致するとは限りません。

実際に、ほぼ全ての転職エージェントが、実務経験の「〇〇設計」のワードの検索よりも「一級建築士」というワードから私に辿りついたそうです。

もし分業制をとっている会社であれば、エージェントの要望に合う内容に建築技術者の経歴がマッチしているかどうか?などを判断するには、
ある程度、選別してくれる人も業界の知識も必要です。

資格名ならば「一級建築士」と検索するだけで、誰でも該当者を簡単に検索できます。

よって建築士を紹介する多くの転職エージェントにとっても「一級建築士」は、求職者を探す主力のキーワードになり、人気の資格になっています。

転職紹介会社の多くが、一級建築士に力を入れて求人先の企業に売り込んでくれる傾向があります。

よって当然、そうでない他の求職者である設計士と比べると面接にまで至る成功率は上がります。

同じ実務経験や実力があったとしても資格がなければ、検索で引っ掛かりにくくなるという事実は残念ながら大手の人材紹介会社では、あるそうです。

よって結果的には、ネット検索で登録された求職者を探す転職エージェント制度と「一級建築士」は相性の良い結果になっています。

「一級建築士」が圧倒的に有利になる人材紹介会社の転職エージェントを使わない手はないのです。

一級建築士の転職で年収150万円UPは珍しくない

実際、転職エージェントを通じた転職活動の後で年収アップする建築士は多いです。私もその一人です。

 

それは彼らの仕事がマッチング手数料と呼ばれるマージンで成り立っているので年収アップに関しての転職に対し力の入れ方が違うからです。

 

そして転職エージェントは企業の需要をよく知っています。

各エージェントは自分の取引先を持っています。

・優秀で経験豊富なエージェント程、良い求人ルートを持っています。
・ネットで紹介されていない非公開の求人もあります。

特に過去に紹介実績がある場合は、この人が勧めてくれる人だからと決まりやすいです。

私も実際に経験していますが、

実績のある転職エージェントの紹介であれば、倍率の高い人気企業であっても最初の一次の書類審査でも通過率は高いです。

 

彼の場合は、私の履歴経歴書を送付した後で、翌日には懇意にしている人事の担当者に電話を掛けてくれました。
「この人はどうですか?見込みありますか?」

 

当然、脈がある会社であれば、面接の設定される日程も早くなり、話はどんどん先に進みます。この時は1次面接、最終役員面接まで順調に進みました。

人気企業の人事部には多くの履歴書が届くので、何もしなければ直ぐに読んでもらえない事も多いです。

 

中途採用は急なタイミングでポジションが募集される場合も多いので、早く良い人が居れば決まるという事もあります。

転職エージェントの力量によって転職活動は早く進み成功率も高くなります。

 

・高い年収の案件ほど、転職エージェントを通じて決まりやすいです。
・実際に収入アップの転職成功者の約半数以上の人が、転職エージェントの紹介とも言われています。
・転職エージェントは年収アップの交渉もしてくれるので年収も150万円アップも珍しくありません

よって転職エージェントと上手に付き合う事が、一級建築士の年収アップの鍵になります。

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