「英文多読」は英語習得におすすめ?「英語多読!すべての悩みは量が解決」の書評

社会人の英語

英文多読が、英語の勉強に効果的だ」と聞いたことはありませんか?

以前は、そんな英文を多読するだけの勉強法が本当に効果があるのか?と疑っていました。

 

英語力は他にも「書く」「話す」「聞く」などの能力も必要です。

英文を読むだけでは、英語が理解できるようにはなるとは思えません。

 

でも実は、英語に早く慣れる勉強法は、英文を大量に読む多読が一番です。

そんな事実を裏付ける「英語多読!すべての悩みは量が解決」の本が人気です。

 

そして、このサイトの「不動産のビジネス英語」のシリーズ記事も英語多読の勉強法を参考にしています。

 

今回は、楽しみながら学べる「英文多読の勉強法」と記事の裏話?について書きます。

「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」の書評

「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」は、英語多読の効果を実証しています。

この本では、日本人に英語が苦手な人が多い理由を

英語に触れる時間が、圧倒的に不足している事が原因だと書いています。

 

英文を「多読」することによって多くの英文を大量に吸収すると、英語力が自然に身につきます。

絵本などの簡単な本から読み始めて、段階を追って無理なく英語を大量に吸収するプロセスが紹介されています。

 

著者 繁村 一義氏は、英語が全くできないレベルからTOEIC900点を超えました。

外国人ばかりのチームをリードできるようになった実務経験を持つ人です。

 

20歳で英検3級に落ちた経験から、誰でもできる英語多読の独自の勉強法を編み出しました。

通訳ではなく、エンジニアとしての職務経歴のためか、初心者がゼロから学びやすい、

実務で使える実践的な習得方法を重視しています。

 

私は、最初にこの本で読んだ時は、衝撃を受けました。

多読三原則は、学生時代に行ってきた受験英語の勉強法と全く違うからです。

【誰でもできる! 大量吸収のコツ=多読三原則】

1 辞書は捨てる……辞書が必要のない本から始めます。
2 分からないところは飛ばす……読書の妨げになるので飛ばします。
3 自分に合わないと思ったら投げる……次に移って、合う本を探す

(引用:「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」より)

興味が持てない、理解に時間が取られる英文は、読む必要がないという事です。

これは一見、根気がないと言われそうですが、理にかなっています。

 

自分の興味がある内容であれば、英語の勉強は苦痛になりません

 

面白くない本は、日本語でも読み続けるのは苦痛です。

英文を勉強する教材は、読み手が面白く興味が持てる内容でないと、語学学習は継続しにくいです。

 

そして、宅建士がビジネスで使える英語を習得しようとすれば、

不動産に関係する英文を多読していくのは、最も効率の良い勉強法な事は同じです。

 

ビジネスの現場で実際に使われている英文を大量に読めば、実務で頻繁に使用される英語がわかります。

 

記事を何本か読むと、よく使用される英単語は同じだとわかってきます。

最初は大変でも、不動産に関連する英文を読み続ければ、そのうち見慣れた単語は自然に覚えます。

業界でよく使用されている専門用語を覚える事が、ビジネスで使える事になります。

 

また、覚えている単語が増えれば、英文を読むスピードも速くなります

また最初は短文でも、よくわからない英文がありますが、その英語の言い回しにも慣れてきます。

語学の学習では、特に「量は質を凌駕」します。

 

「話す」会話練習よりも、英文を読む学習は、いつでもどこでも直ぐにできます。

最も英語に大量に触れる勉強法になります。

「不動産のビジネス英語」は「英文多読」を実践

「不動産のビジネス英語」では、この多読三原則の法則に従って記事を書いています

1.英文例と一緒に単語の意味と英文の要約も載せるから辞書を引く必要がない。

2.不動産など仕事で関わりがある内容なので理解しやすい

分からない所は飛ばせるように、興味のある話題だけ読めます。

3.海外の不動産ビジネスの手法も同時に学べれば仕事に役立つ

 

まず意識したのは、1本の記事が、5分程度で軽く流し読みできる分量です。

英文の引用元のホームページアドレスも記載しているので、

より興味があれば、そのサイトの他の英文もじっくり読むこともできます。

 

「自分に合わないと思ったら投げる」のアドバイスの通り、不動産に関連しない分野は紹介していません。

仕事に関係する海外の不動産や建築分野の話題のみに絞っています。

 

取り上げる英文は、ホームページの会社紹介が多いです。

不動産の専門知識がある人ならば、自分の実務と関連する話題がほとんどです

英文が直ぐに理解できなくても、画像と一緒に読んでいると、何となく意味がわかります。

 

そのような事から、自分の仕事に関連する内容の英文を読む事は、非常に有効です。

英語が得意でない人も、仕事にも役立つ内容を読みながら英語力が身につけられます。

「不動産ビジネス英語」の記事ができ上がるまで

記事のネタ探しは、海外で有名な不動産サイト名のキーワードから考えます。

日本語でも幾つか海外の不動産事情を紹介する記事はあるので、そこから拾います。

 

例えば、”Zillow”、”Rightmove”などです。

日本語から探すのは、どんなビジネスを行っているか?

その記事を通じて全体像が、日本語だと早く理解出来るからです。

 

次は、そのワードで検索していくと、公式サイトが出てきます。

wikipedia(ウィキペディア)を最初に読むのも有効です。

 

Wikepediaでは、英文で会社紹介などが出てくる事もありますが、

日本語の予備知識があると概略はとらえやすいです。

 

英語の翻訳をする時は、翻訳サイトを利用しています。

私はプロの翻訳家のような翻訳ソフトは使用していませんが、

たたき台の英語あるとゼロから翻訳するよりも早く訳せます。

 

無料であっても翻訳の精度は、年々進歩しています。

下記のサイトをよく使います。

Google 翻訳

Weblio翻訳

 

時々、意味がわからない日本語訳になる事もありますが、

長文であっても主語と述語の構文は、正解な場合が多いので、たたき台には使えます。

 

単語の意味を調べる辞書機能は、アルクです。

辞書の引用にアルクを使用する理由は、実績が1番だからです。

 

実際に今まで英語で仕事をしている人、ほぼ全員から勧められました。

アルクは有料会員になれば、多くの英文例も閲覧する事ができるので、とても便利です。

 

このシリーズ記事を書いている私が実感するのは、

アプトプットは、最大のインプット」だという事です。

 

記事のネタ探しに英文を読む、単語の意味を辞書で調べる、他の英文例を探すなどの作業は

私の英語学習の最大のインプットになっています。

 

毎日の通勤中のたった5分間で「海外の不動産ビジネス」×「英語力」が身につきます。

「不動産のビジネス英語」の記事を引き続き、ぜひ読んでみて下さい!

 

英語力を上げてキャリアップしたい宅建士は、他の記事も読んで見てください。

参考記事:「宅建士に英語力は必要か?英語の求人と年収、将来性を考察」より

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