不動産ビジネス英語:イギリスの不動産探しならば”Rightmove”の地図検索が便利

英語で学ぶ不動産

前回は、イギリス最大の不動産メディア”Rightmove”のビジネス戦略を公式サイトの英文で読みました。

(参考記事:「不動産のビジネス英語:不動産仲介サイトRight Move(イギリス)の人気の秘密(1)」)

 

今回は、より詳しくイギリスの”Rightmove”の不動産検索システムを見ていきます。

イギリスで不動産を探すならば、”Rightmove”で地図検索して探すのが、とても便利です。

 

日本でも急速に普及しつつある不動産テック(不動産×IT)。

海外では(リアルエステートテック、Real Estate Tech)と呼ばれています。

 

イギリスも不動産テックが成功している国の1つです。

英語とビジネスの仕組みを同時に学んでいきましょう!

“Property maps” イギリスの不動産地図

Right move のTOPページで気になった”Property maps”をまず見ていきます。

写真が見やすい状態で配置されています。

(引用画像:Rightmoveより)

“Property maps”の写真の下にある”Draw a Search” をクリックすると

英国全土の地図が出てきます。

“Draw a Search” イギリス全土の検索が可能

(引用画像:Rightmoveより)

“Draw a Search”は「検索を表示」

Draw は描くだけでなく、引き出す取り出すの意味もあります(引用:アルクより)

 

3つの機能が紹介されています。

Find properties in your ideal location
 あなたの理想的な立地の不動産を探す

Save your own search areas so you can use them again and again
何度でも使用できるように、検索エリアが保存できる

Sign up for alerts on properties in your search areas
検索エリアの不動産のアラートに申し込む
(探している不動産があれば知らせる機能に申し込む)

この中で検索エリアが保存できる機能は便利です。

 

上記のサービスは、日本の不動産検索サイトも似たサービスを提供しています。

地図から物件を絞りこんでいくサイト構成は、日本の不動産の検索サイトと似ています。

ideal【名】は「理想」

ideal location《an ~》理想的な立地

(引用アルクより)

“England property ” 英国の不動産

(引用画像:Rightmoveより)

英国の全体の地図から、エリアを絞って検索できる構成になっています。

“Area in England” には、都市地域のリストが並びます。

“England’s attractions”では、イングランドの魅力が紹介されています。

不動産案内で便利な英語表現

“Area in England”から検索しなくても、トップページから主要都市のページへいくことはできます。

Topページ”Property maps”にあるQuick links:の”London”を選ぶと

ロンドンの地図が表示されます。

(引用画像:Rightmoveより)

Transport in London : ロンドンの交通

不動産案内をする時に、そのまま使える英語表現です。

・Looking for property near a station?:不動産を近くの駅から探すと?

・View properties available on your tube line

・Tube line:チューブライン

・Tube mapとは

ロンドン地下鉄路線図またはチューブ・マップ(英語:tube map)は、ロンドン地下鉄(通称:チューブ)の路線、駅、ゾーンを描いた図式的配置ダイアグラム(路線図)である。

(引用:Weblioより)

 

・Find properties close to the stations you use the most

あなたが使う駅で最も近い不動産を探す。

・close to

  1. ~に近い、~の近くに、~に近接して、~の身近に、~とすれすれに[で]
  1. ~寸前で、ほとんど~、ほぼ~、~にくぎ付けになって
    ・We are very close to finishing the project. : あとほんの一歩でプロジェクトは完成します。
  1. (人)と親しい仲で、(人)に顔が利いて、(人)と親密で(引用:アルクより)

 

・See how close properties are from the station

駅から近い不動産どのぐらいあるか見る。

Property in London:ロンドンの不動産

ロンドンの不動産について、簡単に説明されています。

For a city that has been growing for almost 2000 years there is a huge diversity of housing and communities across the city.

You can find different types of property in each area to suit almost all budgets.

The recent huge investments in the East and the advent of the 2012 Olympics mean the housing market will evolve once again.

Be first in line to see the latest London properties. Sign up for property alerts now.

(引用:Rightmoveより)

【要約】

2000年近く成長を続けてきた都市(ロンドン)は、非常に多様な住宅とコニュニティがあります。

あなたの予算のほぼ全てに合うように、それぞれの地域で違うタイプの不動産を見つけることができます。

近年では、東部の巨額投資と2012年のオリンピックの到来は、住宅市場が再び進化することを意味しています。

 

ロンドンの最新の不動産事情を見れるように、第1の優先順位になってください。

今すぐ不動産アラートに登録してください。

・diversity【名】

  1. 〔意見や様式などの〕多様性、さまざまな種類
  2. 〔人種や社会経済的〕多様性(許容)
    ・He has led the movement to ban harassing speech and promote racial diversity. t: 彼は妨害演説を禁止し、人種の多様性を促進する運動を指揮してきた。
  3. 〔通常のものとの〕相違点、食い違い
    (引用:アルクより)

・budget【自動】予算に計上する、予算を立てる

    【例文】I really have to budget now. : 今は本当に予算を立て(て節約し)なきゃいけない。

【他動】 ~を予算に計上する、〔時間・資金などを〕割り当てる

【名】 予算、予算案、予算額、経費、運営費、家計、生活費

〔限りある〕物の集まり、量、〔エネルギー・光・水などの〕量、保管量、割当量

【形】予算の[に関する]、〔値段が〕予算に合った、手頃(引用:アルクより)

latest :「最新の」

the latest London properties:ロンドンの最新の不動産

 

”latest”の反対の単語は、 “first”「一番古い」

・previous:「それ以前」もよく使います。

 

・first in line

《be the ~》第1位の継承順位である

(引用:アルクより)

 

見込み客に登録をうながす時の英文として使えそうです。

”Be first in line to see the latest London properties.

Sign up for property alerts now.”

 

・advent【名】

  1. 出現、到来
  2. 《Advent》キリストの降臨
  3. 《Advent》降臨節、待降節◆クリスマス(イエス・キリストの降誕祭)の準備をする期間。クリスマス(12月25日)の4つ前の日曜日からクリスマスの前日まで。(引用:アルクより)

イギリスの不動産テック:Right moveの感想

Right moveは、アメリカ”Zillow”や”Redfin”ほどの詳細な情報公開はありません。

その地域の犯罪歴などの掲載もありません。

アメリカの方が、不動産テック技術が進んでいる印象があります。

 

しかし、ユーザービリティ(使用者の使い勝手)が優れている印象があります。

また、”Dream properties”など、単なる不動産を仲介するだけサイトではなく、

閲覧者が楽しめるコンテンツが充実しています。

 

次の記事は、”Dream properties”の英文を読んでいきます。

 

英語力を上げてキャリアップしたい宅建士は、この記事も読んで見てください。

参考記事:「宅建士に英語力は必要か?英語の求人と年収、将来性を考察」より

コメント

タイトルとURLをコピーしました